1999年04月20日

■ ボーダレスの時代

業種の垣根

最近急速にWEB構築案件が増えてきました。それとともに僕等にとってもデザイニング能力が不可欠となってきています。自社内でデザイナーを囲うわけにもいかないので、優秀なデザイン事務所と共同作業をやっています。一方、デザイン事務所のかたに話を聞くと、単なるデザインだけではなくて、システム設定やプログラミングやデータベースアクセスの要件が沢山でてきているそうです。こんな状況から、ソフトハウスやデザイン事務所あるいは、印刷業、出版業、広告業あたりまで、もう垣根はなくなりつつあります。それぞれの専門集団がうまくコワークしてプロジェクトを推進する時代になってきています。でも、この手の音頭をとるのは、きっと広告代理店なのではないかと思いますけど...

小さくても一芸に秀でている会社は、仕事のターゲットがこれまでの枠を越えて広がっていくに違いありません。
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男女の垣根

男女の垣根も、僕等の世界の中では、既になくなっています。体力や労働時間や出産・結婚なんていう話で、男女の仕事を語るのはナンセンスな話です。僕等の会社では、いわゆる事務職的仕事は、全部私(社長)が担当してますので、一緒に働いている女性は、その他男性とまったく同様な技術職です。個々の技術だけの世界です。結果として、できあがるシステムの優劣には、男女の差はなく、技術力の差だけです。非常に論理的で整然としたシステムを構築する能力は、女性の方が秀でているのではないか、と思っています。私から見ると大変貴重な戦力なのです。子育ての責任は父母同じです。サム氏も語っています。女性も生涯仕事をすべき時代です。
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社内の垣根

経営陣と社員の関係も変わって行かざるを得ないでしょう。社員が会社に何を求めているのか、何を期待するのか、最後の砦は何なのか、これも時代と共に変化するからです。オーナー社長に頭が上がらない大企業が、次々とおかしくなってきています。優秀な人間が会社に対して無気力になり、会社を去っていくそうです。社員が薄情なのではなくて、自分の能力に自信を持つようになったのです。自分の幸せは自分でつかみ取る時代です。くだらない社内ネゴに貴重な人生の一部分でも無駄にしたくはないのです。
根本的な原因は、縦のラインが機能しなくなったということでしょう。極論ですが、経営者と1社員が常に向かい合えるような環境にすべきではないかと思います。リアルな現状を経営者が把握できなければ、時代の変化は読みとれないでしょうし、オーナー経営者の「天性の勘」についていく人間は、よっぽどの変わり者か、自分で考えることのできない人間です。これは、大企業では不可能な話です。しかし、より近い形にすることは可能なのではないかと思います。ヒエラルキーとセクショナリズムを排除すれば良いのです。
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ボーダレスな時代には小さな会社

少ない社員でも、社員それぞれが技術を切磋琢磨していける会社であれば、これからの時代を生き抜いていけるのではないかと考えています。「ボリューム」の時代はバブルとともに消え去りました。様々な垣根を越えて、サービスの範囲を広げることが大事なことだと思います。看板も肩書きも系列も必要ありません。そんなものも朝令暮改するご時世です。変化しながら強くなる、そんな会社が生き残ります。「お客様にとって良いモノ」を提供できればいいと思いますし、お客様も、それを選択する時代なのだと信じています。

Posted by smiths at 1999年04月20日 18:28
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