（目標について）

冨田：はい、これで決算の補足資料の説明を終わらせて頂きたいと思います。この後は、今回頂いた質問、実は多数頂いているテーマがございまして、御社の目標を教えてくれ、と。それは例えば時価総額の目標であったりとか、ステップアップいつするの、みたいな話ですね。なかなか明確なことは言えないんですが、今の正直な僕の目標というようなことで、ちょっとホワイトボードに殴り書きしながら、サラッとご説明したいな、と思いますので。ちょっと松本さん、お付き合い頂けますか。

松本：ありがとうございます。非常に殴り書きを楽しみにしております(笑)

冨田：そうですか、はい分かりました(笑) よろしくお願いします。

冨田：ちょっと場面が変わりまして、同じ部屋なんですけど、ホワイトボードの前に移動しました。今回質問を受付したんですけど、塩漬けさん、ピロピロさん、イッシーさん、カズさん、アキさん、テルさん、ミズタニさん、PBファンさん、ニシムラさん、マヌルネコさん、みなさんからですね、同様な質問を頂きました。PBはいつ東証に行くのか、時価総額の目標はいくらなのか、上場日に売り上げ50億、経常5億って社長は言ってたけど、それはいつ達成するのか、とそういう種類のものですね。ほんとにPBはもしかしたら福岡のまま動かないんじゃなかろうか、というご心配も頂いている状況です。

実はこれらの質問って、もう上場して翌日からきてるような話なんです。私ほんとに福岡に強い思いがありまして、最初はQ-Boardからというのを選択して上場したので、明日にいくのか、という風な話になってしまうと、それはちょっとおかしな話になります。じゃあ長期的な計画が全く頭にないか、というと、そんなこともありませんので、ちょっとこの機会ですので、資料に作ったりとか、これが正式なものではないという意味で、敢えてこんな手書きのグラフを書きました。これでザっと説明いたしますので、それでご理解頂けたらいいな、と思います。

今回、いいネタないかなー、と考えてまして、ホークスにですね、千賀滉大さんというピッチャーがいらっしゃいます。みなさんもちろんご存知だと思いますが、千賀投手は約10年前の育成ドラフト4位入団なんですよね。それで入団してきてるわけです。当初はストレートとスライダーの2種類と。ストレートに関しては元々定評があったんですけど、どうもスライダーがダメダメだった、ということで、パッとしない時期がしばらく続いて。上がったり下がったりというところで。それがプロ入り4年目くらいに、おばけフォークが完成するということなんですよね。それ以降はストレートとおばけフォークという、要するに2本立てということで、もう今では日本のエースですよね。

松本：大エースですよね。

冨田：大エース。10年間で大エースということで、なんとなくウチに合うかな、という風なことで、10年分のちょっとグラフを書いてみたわけです。

松本：なるほど、そういうことですか(笑)最初に見た時からなんだか面白そうだなと、楽しみにしとったんですけど今日(笑)

冨田：2019年の9月に上場してますので、まぁ1番端っこということでですね、その時の時価総額は20億でございました。20億スタートということですので、この辺ですよね。

冨田：20億から目標はどこなんだと。これはですね、ビヨーーーーンとですね、とりあえずは200億。つまり20億から200億で。

松本：おー！素晴らしいですね。

冨田：10バガー、10塁打ということですね。

松本：満塁ホームラン2本半ですね。

冨田：そうです、そうです。3塁打、3塁打、3塁打、ヒットということですね。この言葉は一般的な言葉に今なりつつありますけど、10年でテンバガーする、というところがですね、僕の中での一つの目標でございます。ところが、現状2020年の今は5月ですが、50億になりました。

松本：かなりペースが速いですね。

冨田：まだ長い中の、ここなんです。始まったばっかりでございます。ここからですね、テンバガーでもいいかなと。じゃあ500億ですね。時価総額500億。

松本：それは聞いてる方の期待されてるのは、こっちの方が期待が大きいと思うんですけどね。

冨田：そうですね。やっぱりこれよりも、もう上振れして進んでいる訳ですね。なので中期計画を立てられないんですよ。中期計画立てても、来年になったらまた立て直さなきゃっていうことになると、中期計画なんなの？となってしまいますので、敢えて立てない、と。申し訳ないなとは思うんですけど、なかなか立てにくい。最低でも1年を見極めて数字を提示する、ということにさせて頂いてます。