2020年9月期 第2四半期決算説明動画
書き起こし Q&A

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  • (PBファンさんからのご質問)

  • 冨田:それから、SCL(セキュアクラウドシステム事業)系では最後に、僕もこの機会にお話ししたかったことがあるんです。PBファンという、素晴らしいですね。ファンさんからですね、これからアセンテック、シトリックス、オラクル辺りとどのように業務拡大されていくのでしょうか?という質問を頂きました。ちょっと一言では答えにくい質問ではあるんですけど、ここで僕らの本質といいますか、本当に中核と言いうような話ができるかな、と思いました。

  • 従前からのシステム開発業っていうのは、多重下請け構造でございまして、つまりは労働集約型です。あるいは大手メーカー主導ということで進んできてるわけです。その結果どうなったかというと、こういうIT技術は世界中で色んな新しい開発がされていくわけですけど、なかなかそういうものにキャッチアップができないんですよね。やはり自社製品優先ですから。構造上仕方がない話です。新しい技術に関するノウハウが保有されずに、お客様のシステムと対峙するということになると、お客様のニーズに最適な提案をするであったりとか、あるいは障害が起きた時の対応に、まぁとにかく時間がかかるんです。で、正確じゃない返事が来たりとか、結果としてまた費用がかかってしまうというようなことが、日常茶飯事なので、ひどく非効率なシステムの構築、あるいはシステムの運用というのが、各企業でたくさん行われているんですね。で、僕らはそれに問題意識を持って会社を立ち上げた、というのが原点でございまして、とにかく僕らはどこにいるのか?エンドユーザーに近いところにいてビジネスをする、というのがまず基本的なスタンスです。

  • メーカーとかベンダーとかの制約を持たずに良いものであれば即検証する。そしてユーザーに提供するというようなスタイルでシステム構築を進めてきています。シトリックスやオラクルとも、彼らは面白い企業なので、僕らが直接パスを持つ、というのを基本にしておりまして、その情報を当社の中で咀嚼して、なるべく早くユーザーにフィードバックする。そうすることで、顧客満足度を高めていくというような会社なんですね。こういう会社はシトリックスとかオラクルから見ても、自ずと評価は高まるはずだ、というのは、信念として持っておりまして。ここまでずっとそういう形でビジネスを組み上げてきて、今回上場したことによって、当社の信用力は格段と上がりましたので、その流れは益々高まっていくはずだ!と考えています。

  • こういう対外的な信用力を高める、という意味では、今まさにスタートで、この先もそういう方向に自ずと進んでいく、ということになると思います。我々のビジネスの差別化っていうのは、そういう部分にある、と。この上場、アセンテックさんとの協業、そういうものをきっかけにして、従前の、あまり顧客を見ずにシステムを作って、放ったらかして、動かないコンピューターだけどお客のせいでしょ、みたいなひどい話を、なるべく少なくしたい、という思いが、経営理念、事業理念というところにあるということを、機会があればお話ししたいな、と思っておりましたので、このPBファンさんからの質問の答えということでお話しさせて頂きました。

  • 松本:ありがとうございます。非常にいい答えですね~。

  • 冨田:そうですか(笑)ありがとうございます。

  • 松本:私もやっぱり成長戦略というのが1番興味がありまして、ただ今もうお答え頂いたのかな、ということでは思っておりますんですが、ただやっぱり今ご覧になってる投資家の方、株主の方からすると、ある程度の数字は、やっぱりでも社長からお伺いしたいな、というところはあるんじゃないかと思います。

  • 冨田:そうですね。はい、それも可能な限りというか、言える範囲でちょっとこの後やりたいと考えています。

  • 松本:楽しみにしております。

  • 冨田:はい。えー、これでセキュアクラウドシステム事業の話は終わりまして、次はエモーショナルシステム事業になるんですけど、また飛ばします。この後でちょっとお話しします。

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